クランクの計測を行いました(^▽^;)
やはりクランクもメタル同様の削れがあります。
オイルのストレーナーも溶接で加工されています。
このストレーナーから空気が入ると、オイルがエンジンに回らずトラブルの原因に繋がります。
今回、エンジンを分解して確認して行くと、ブローの原因が見えて来ました。
クランクメタルの計測をすると、同じサイズのメタルが入っていました(^^;)
これはS20エンジンを組んだ事のない整備士さんが、自己流で組んでいます。
メタルのはめ込みミスも見付かりました。
今までのエンジンブローは、全てクランクにオイルが回らず起きた事が原因と考えます。
ヘッドも確認をしながら、分解を行いました(ー_ー)!!
やはりヘッドも修理が必要ですね(^▽^;)
エンジンのオイルは、人間の血管と同じでエンジン内部に小さな穴が複数あります。
全ての穴からオイルが出ています。
もし、オイルが小さな穴から出ないと、オイルがエンジンの各パーツに行き届かなくなり、
摩擦で各パーツが削れて、エンジンのトラブルに繋がります。
オーナー様、新組のエンジン製作をする前に全ての確認を行います。